コンテンツマーケティングに必須! サイトの滞在時間を上げるCTAのポイント
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「コンテンツマーケティングを始めてみたものの、サイトを訪れたユーザーがすぐに離脱してしまって思うようにコンバージョンに結びつかない……」
というようなケースは少なくありません。
このような場合、コンテンツを増やすことや入れ替えることにばかり解決策を求めがちですが、まずは現状のコンテンツを生かしつつサイト内のユーザー行動を変化させることを考えてみるべきです。
ユーザーの回遊率を高め滞在時間を長くするには、CTAを工夫することが重要です。
ここでは、効果的なCTAを設置するために押さえておくべきポイントをご説明します。
目次
そもそもCTAとは?
CTAとは「Call to Action」の略で、日本語では「行動喚起」と呼ばれます。
Webサイトにおいて、そのページを訪れたユーザーに起こしてほしい特定の行動を促すための画像やテキストなどを指す言葉です。
例えば、関連する商品の紹介ページへのリンク画像、資料ダウンロードへのリンクボタンなどはCTAの代表的なものです。
また、電話での問い合わせを促すための電話番号表示のように、サイト内のページ遷移以外の行動を促すCTAもあります。
コンテンツマーケティングでは、それぞれのコンテンツに対して「そのページを見たユーザーにどんな行動を取ってもらいたいか」という意図が想定されているはずです。その行動を提案し、ユーザーに認識してもらうことでアクションを起こさせるためのCTA設計と設置が重要なのです。
設置場所やデザインでクリック率が変わる
ユーザーを誘導するためのリンクやボタンなどは、何らかの形ですでに設置されているかと思います。
しかし、CTAがユーザーの目に留まらず意図したユーザー行動につながっていなければ、効果的に機能しているとは言えません。ユーザー行動を促すには、CTAの設置場所やデザインを工夫する必要があるのです。
設置場所
ページ内でのユーザーの目線の動きを想定しつつ、CTAは自然と目に入る右下や中央などに設置するのが効果的です。
また、ファーストビューでCTAが目に入ってくるように設計するなどの工夫も取り入れましょう。
デザイン
ページ全体のデザインや色調の統一感は大切ですが、ページのデザインの一部として溶け込みすぎると、ユーザーに意識されづらくなってしまいます。
色やデザインで強調や変化をつけて、注目を促すことが大切です。
ユーザー心理に配慮することが不可欠
CTAを設置する位置やデザインを工夫して、ユーザーの目に留まることができたとしても、ユーザーが「クリックしたい」と思わなければ意味がありません。CTAはユーザー心理に配慮しなければ行動喚起につながらないのです。
● CTAをクリックすることで何があるのか
● ユーザーにとってどのようなメリットがあるのか
をイメージしやすいテキストや画像で伝えること。
ユーザーが事前に抱く疑問や懸念
● クリックすることでお金や時間がかかるのではないか
● DLする資料の容量がどのくらいなのか
に対する答えをあらかじめ提示しておくことが重要です。
CTAは限定感やお得感などを伝えてユーザーの背中を押すことも必要です。
昨今はポップアップするタイプのCTAやスクロールに合わせてついてくるもの等、様々なCTAがありますが、ユーザーに「邪魔」だと感じられては意味がありません。
そのCTAをクリックしたくなるかどうか、ユーザー目線に立って考えてみましょう。
まとめ
せっかくコンテンツでユーザーをサイトに呼び込むことができても、すぐに離脱されてしまったのではコンバージョンにつながりません。
コンテンツマーケティングはCTAありきで行うことが重要です。コンテンツ内容やターゲットユーザーの属性などに応じてCTAを上手に使い分けて配置しましょう。