無料MAツールのメリットとデメリット 【検証】どこまでできる?無料MAツールの実力とは
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MAツールを導入するにあたって、自社に最適なツールを判断するのは大切なことです。安くはない費用がかかるものなので、実現したい機能を過不足なく搭載したMAツールを選んで、費用対効果を最大にしたいところです。
費用を抑えるという観点で、無料MAツールの導入についても選択肢として検討している方もいるのではないでしょうか?
では、無料MAツールにはどのぐらいの実力があるのでしょうか。
ここでは、MAツール導入を検討する上で押さえておきたい、無料MAツールのメリットとデメリットについてご紹介します。
目次
無料MAツールではどんな機能が使える?
欧米では、ソースコードを公開するとともに無償でソフトウェアを提供し、市場を広める「オープンソース」というライセンス形式が増えてきています。こうしたオープンソース文化を背景に、MAツールのように複雑なソフトウェアにも無償で使用できるものが存在するのです。
代表的な無料MAツールとしては、「Mautic(https://mautic.com/)」「salesautopilot(https://www.salesautopilot.com/)」「Leadius(http://leadsius.com/)」などが挙げられます。
いずれもリード(見込み顧客)数 が制限を上回るまでは基本無料で、リード管理やメール配信、トラッキングなど、MAツールの基本的な機能を利用することが可能です。
無料MAツールのデメリットは使いこなしの難しさ
「基本的な機能さえ使えれば問題ない」という方にとって、無料MAツールは費用を抑えられるという大きなメリットがあります。
しかし、MAツールをこれから初めて導入するという場合、これらのツールを使いこなせる人材が社内にいるかどうかを考慮する必要があるでしょう。
これらのツールは海外製で、基本的に操作画面は英語での表示となっています(一部日本語対応もあり)。
また、オープンソースゆえにマニュアルやサポートは充実しておらず、ユーザーコミュニティに頼ることになりますが、それらも基本的に英語でのやりとりが必要となっていきます。
ツール自体は無料でも、きちんと使いこなせるようになるまでに多大な時間や労力がかかってしまったのでは費用対効果が良いとはいえません。
MAツールの使用経験がある程度あって慣れている、または英語に堪能な人材がいる場合であれば、無料MAツールは有効な選択肢となりうるでしょう。
期間制限なしで無料トライアルがある有料MAツールも!
一方、有料MAツールであれば、日本語でのマニュアルやサポートなどを利用できるため、MAツールの扱いに慣れていない担当者であっても、スムーズに導入することが可能です。
しかし、有料MAツールには 当然、安くない費用がかかります。
多くの有料ツールには、無料トライアル期間が設けられているのでこれら利用して、
本格的に導入する前に自社に合うツールかどうかを十分に検討したいところです。
なかでも おすすめしたいのが「HubSpot」です。
有料機能のトライアルは30日間の期間限定ですが、CRM (顧客情報管理分析)ソフトウェアである「HubSpot CRM」は、永久に無料で使用することができます。
まずはじっくりと使用してみて、HubSpotが自社に合うMAツールかどうかを判断してみてはいかがでしょうか。
まとめ
無料MAツールには、費用を抑えつつMAツールの基本的な機能を利用できるというメリットがある一方で、使いこなしの難しさというデメリットがあります。
MAツールというのは、独特な機能なども多く、使用経験のない方にとっては機能の理解や操作に難しい部分も多いものです。
単純に導入費用だけに注目するのではなく、使いこなして本来の導入目的を実現するためのMAツール選びをおすすめします。
MAセミナーへの参加や無料トライアルなどを活用して、自社に最適なMAツールをしっかりと判断、選定することがMAツール導入成功の一歩です。
弊社ではMAツール導入前の選定のお手伝いも承っております。