最初に決める6つのポイント インバウンドマーケティングを始めよう!
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インバウンドマーケティングとは、潜在顧客に求められているコンテンツを提供することで、顧客へと転換し、ビジネスの成長を実現するための手法です。
概要については知っているものの、具体的に始めるために何から始めればよいのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、インバウンドマーケティングを始めるにあたって押さえておきたいポイントを6つ、順を追ってご説明していきます。
目次
まずは目標とKPIの設定を
ポイント1:目標設定
インバウンドマーケティングを始めるにあたって、最初にしなければならないのが目的の明確化と最終的な目標(KGI)の設定です。
インバウンドマーケティングでは、
「Attract(惹き付ける)→Convert(転換させる)→Close(顧客化する)→Delight(満足させる)」
というフレームワークが用いられます。
この流れを踏まえ、
・Webサイトへの訪問者数
・優良リード(見込み顧客)の獲得数
・問い合わせや成約の件数
など最終目標(KGI)を、期間を決めて具体的な数値として設定すると良いでしょう。
ポイント2:KPI設定
KPIとは、ポイント1で設定した最終目標の達成度を測る中間目標となる項目と、目標数値のことをいいます。
設定すべきKPIは目標により異なりますが、例えば以下のようなものが挙げられます。
・WebサイトのPV数
・Webサイトの訪問者数
・SNSでのエンゲージメント数
・SNSからの流入数
・リード(見込み顧客)数
・問い合わせ数
・成約数
など
これらの指標を中間目標として、最終的にKGIの達成を目指します。
ペルソナおよびカスタマージャーニーとマップの設定・作成
ポイント3:ペルソナ設計
自社の顧客がどのような人物像であるのかを定義付けるため、ペルソナの設計を行います。
BtoB企業の場合は、顧客となる組織像(業種や年商、従業員数、課題など)を定義したうえで、さらに対象となる担当者像(役職や年齢、性別など)についてペルソナ設計しましょう。
ポイント4:カスタマージャーニー設定
カスタマージャーニーとは顧客が購入にいたるプロセスのことをいいます。
例えばHubSpot社※が提唱するインバウンドマーケティングでは、カスタマージャーニーには
「Awareness(認知)→Consideration(検討)→Decision(決定)」
という3段階があるとされています。
これをベースに、ポイント3で設定したペルソナをさらに具体的に設定していきましょう。
※世界で最も使われているMAツール「HubSpot」を提供している企業
ポイント5:コンテンツマップ作成
ポイント4で設定したカスタマージャーニーにもとづいて、各段階のペルソナに対してどのようなコンテンツを提供すべきかの戦略を立てます。
必要なコンテンツを適切なタイミングで提供することは、インバウンドマーケティングの基本です。
それぞれの段階における課題を解決するために最適なキーワードやコンテンツ形式、テーマなどを検討しましょう。
インバウンドマーケティング実践に最適なツールの選定
ポイント6:ツールの選定
ポイント3から5でご説明したように、インバウンドマーケティングでは、設計したペルソナに対してカスタマージャーニーおよびコンテンツマップの作成を行なうことで、見込み顧客に適切なタイミングでアプローチしていきます。
これを効率よく実践するために有効活用したいのがMAツールです。
MAツールを導入することで、インバウンドマーケティングをスムーズに行なえるようになります。
MAツールについてより理解を深めたい方は、下記の記事をご参考ください。
まとめ
インバウンドマーケティングを始めるにあたって、最初に決めるべきポイントを6つお伝えしました。
インバウンドマーケティングを効率的に実践するためには、MAツールの導入を検討することをおすすめします。